ファクタリングと融資との違いは簡単に説明するとファクタリングは売掛債権を売買するので、【現金(資産)】の増加。
ビジネスローンなどの融資は借入となり【借入金(負債)】の増加になります。
融資 | ノンバンク | ファクタリング | |
---|---|---|---|
実行金額 | ◎ 月商倍率などで変動 | △ 数十万から数百万 | ○ 数十万から数千万
(売掛金額による) |
手数料 | ◎ 1%~15% | ○ 6%~18% | △ 売掛金の1%~25% |
調達までの期間 | × 数ヶ月 | ○ 即日~ | ◎ 即日~ |
審査 | × | △ | ◎ 売掛先を審査 |
形態 | 借入 | 借入 | 売買 |
最近は中小企業の資金調達の方法として銀行の融資のほかに、ビジネスローンやノンバンクでの無担保ローンの利用者も増えており
比較的容易に借り入れができるようになった反面、金利も銀行に比べ高く設定されているので元金・利子を返済する借入の場合リスクが高くなってしまうケースもあります。
ファクタリングは借入ではなく売掛金の売買で資金が調達でき、賠償請求権もないので売掛先の倒産によるリスクもありません。
また、実行までの期間の短さや、審査内容も融資とは異なり対象も売掛先になるので、銀行融資がリスケ中であったり赤字決算の場合でも審査が通る事がファクタリングのメリットでもあります。