9月の通貨供給量は3.1%増 銀行貸し出し堅調

日銀が14日発表した9月のマネーストック(通貨供給量、月中平均残高)速報によると、現金や国内銀行への預金など世の中に出回る通貨の合計「M3」は、前年同月比3・1%増の1265兆1千億円となった。

 銀行貸し出しが堅調に伸びたことが主因で、8月の2・8%増から拡大した。伸び率が3%を超えたのは、2015年9月(3・1%増)以来、1年ぶり。

 M3を構成する「現金通貨」は5・2%増の91兆8千億円。普通・当座預金の残高を示す「預金通貨」は8・6%増の576兆円だった。一方、M3に投資信託や国債を加えた「広義流動性」は1・8%増の1653兆7千億円だった。

 マネーストックは金融機関から融資などを通じて企業や個人に流れたお金の量を示す。